お参りに

今日は父の祥月命日です。
土曜日なので、久しぶりに母と二人でお参りに
行ってきました。
母は、毎年欠かさずに行っていますが、わたしは
平日は仕事があるので、休むわけにもいかず。
本当に、いつ以来かしら？と思うくらい久々です。

母と出かけるときは、朝が早いです。
混みだす前に動きたいようで、わたしは昨夜帰宅が
ずい分遅くなり、着物で出かけることは断念。

ぎりぎり単で行こうか、それとも袷にしようか、
帯はどうする？などと、仕事の行き帰りなどに
楽しみながら頭の中でイメージしてきたのですが、
週末の体力と、時間的な余裕を思うと、無理は禁物。
なにしろわたしは母のボディガードのつもりなので。

電車に乗っても、席を譲ってくださる方はないと
母から聞いていたので、混んでいる車内ではせめて、
この体で小さな母のために、安全な壁を作るべし！
と意気込んで、乗車。
やはり、朝が早いにもかかわらず、空席はなく
混み合っていました。
「着物でなくて、良かった。壁に、壁に！！」
少しでも安全そうな場所に母が立ち、ガードのわたしの
立ち位置を考えていたら、トントン。
なんと、熟年の男性が席を譲ってくださいました。

この方のおかげで、満員の車内、高齢の母は、
座って楽に移動できました。
本当にありがたいなあと感謝しました。
その方が降りられるときに、もう一度お礼を言いました。

わたしも少々疲れていても、さっと席を譲れるように
したいと思いを強くしました。

タグ：京都 お参り 祥月命日

コメント 2

こんばんは。前の日がお仕事で、朝早いときたら、仕方がないですね。何よりもお母様のボディーガードなんですから。でも、イメージの方で着物を想像されて、次の機会の糧にしてくださいね。席を譲っていただいて、良かったですね。ちょっとしたことでしあわせ感が味わえますね。
by whitered (2010-10-17 19:07) 

whiteredさん、こんばんは♪
ぎりぎりまで着物で行こうと思っていました。
父の祥月命日でしたし、よけいに。
母に席を譲ってくださったとき、感謝の気持ちでいっぱいでした。
あの満員電車の中、その方は長時間立ってらっしゃいました。
母もわたしも、幸せな気持ちになりました。
by sakura (2010-10-17 20:38)